今回ご紹介する記事は、5月22日にYahooニュースに掲載されたもので、出典元は「OurAge」という美や健康、食に関する情報誌です。
記事は連載物になるようです。第1回分の要点は以下の通りですが、興味ある方は、ぜひ記事の全文を読んでみてください。
Yahooニュース:
https://news.yahoo.co.jp/articles/5745173adb53c4bcc2789ab16848add97a19372e?page=1
OurAge:
https://ourage.jp/otona_beauty/hair/concerns/353547/
取材・文/瀬戸由美子(セトッチ)さん
【記事の要点】
●髪は元々は透明
●メラニンという色素が加わって黒髪やブロンドなどの色になる
●メラニンには黒褐色系と黄赤色系の2種類ある。黒髪は黒色系のメラニンが多く、ブロンドのような明るい髪色は黄赤色系メラニンが多い。
●白髪にはメラニンがない。光の影響で白く見える
●髪に関係する細胞は2種類で、髪の根元にある毛母細胞とメラニン生成に関わる色素幹細胞。
●色素幹細胞でメラノサイトが生まれ、このメラノサイトで作られたメラニンを毛母細胞に受け渡している。
●白髪になる原因は加齢や精神的ストレスなどで起きる次の3つの不調。
・メラノサイトでメラニンが作られなくなる
・色素幹細胞自体がなくなる
・色素幹細胞から毛母細胞のへのメラニンの受け渡しがうまくできなくなる
●これらの不調が一時的なもので解消されれば、白髪が抜けえた後に黒髪が生えてくる可能性はある。
●メラニンを含んでいるかいないかだけで、髪としては白髪も黒髪と同じ。
●毛髪が作られなくなってしまうと、薄毛・脱毛が進行するが、白髪では髪を作る機能がちゃんと働いている。
●髪は1人の人に10万本くらい生えていると言われ、それがおよそ2~6年の周期で生え変わっている。このサイクルは白髪も黒髪も同じ。
記事を執筆したセトッチさんの結びの言葉がとても印象的でした。
「白髪は”不健康な髪”でも”もう用済みの髪”でもないのですね。何だかこれまで敵のように思っていて申し訳なくなりました。年齢を重ねても、頑張って生えてきてくれる健気なヤツだったんですね。白髪さんごめんなさい。これからは老化を一緒に楽しむ相棒と思って仲良くしていきます!」